JINSの「見る育」、新たなプロジェクトがスタート
スマホやタブレットの普及が一般化し、今では子供たちがそれらを使用することも日常的になっています。
特に昨年からの新型コロナウイルス感染拡大に伴って広まったオンライン化は、学校ではオンライン授業となって、子供たちが画面と向き合う時間が一層増えています。
また、文科省が推進する「GIGAスクール構想」によって、今年度中にも1人1台の端末が整備されようとしており、子どもたちの生活や学習環境は急速に変化しています。
そんななか、子どもたちに目の仕組みや健康の大切さを伝える活動「見る育」を続けてきたJINSは、子どもたちの目を守るための新たな取り組みに着手。
このたび、ICT教育システム「渋谷区モデル」で教育環境の整備を進めている渋谷区のすべての公立小中学生に、2021年から3年間継続してブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を寄贈することを決定いたしました。
JINS ブルーライトカットメガネを9,000本寄贈
「未来の日本の目を守ろう」をスローガンに掲げたJINSの新たなプロジェクトの内容は以下の通り。
機能性アイウエアとしてブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を渋谷区の小中学生に寄贈。
2021年4月時点で在籍するすべての
小学生に約7,000本、
中学生に約2,000本
の合計約9,000本のブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」が4月より各学校を通じて順次子どもたちに配布する予定です。
また、寄贈されたメガネについて、度付きのブルーライトカットレンズへの変更も、所定のJINS店舗で無償交換の対応をしてもらえます。
今回発表されたこのプロジェクトは、今後3年間継続して行われるとのことですが、JINSでは今後も「未来の日本の目」を守るために、寄贈だけにとどまらない様々な活動を、同じ想いのパートナーとも手を組んで展開していくそうです。
渋谷区立小・中学校の全児童・生徒に対し「JINS SCREEN」をご寄贈いただきました株式会社ジンズホールディングス様のご厚志に感謝申し上げます。
渋谷区では、平成29年度から児童・生徒、教職員に1人1台のタブレットを導入し、令和2年9月には教育ICT基盤を刷新するなど、ICT教育を充実、推進しています。
ICT機器の活用に当たっては、子供たちの健康に配慮することが重要です。これまでも学校では、ICT機器を利用する際、目と画面を一定程度保つことや、良い姿勢を保つこと、定期的に目を休めることなど、目の健康に配慮してきました。
この度ご寄贈いただきました「JINS SCREEN」により、学校のほか、家庭での活用が進み、学校と家庭が連携して、未来を担う子供たちの健康づくりが推進されることを期待しています。
「JINS SCREEN」寄贈プロジェクト概要
時 期:2021年4月から3年間
対 象:東京都渋谷区の公立小中学校 全26校に在籍する小中学生
寄贈本数:初年度は小学生向け約7,000本、中学生向け約2,000本、合計約9,000本
次年度以降は新小学1年生および転入生分を寄贈予定
寄贈品 :小学生 「JINS SCREEN KIDS 25%CUT」 ひとり1本
中学生 「JINS SCREEN 25%CUT」 ひとり1本
小中学生共通 目の健康に関する冊子、見る育ハンドブック『目のひみつを知ろう』 ひとり1冊
学校名 :
【小学校】
神南小学校、臨川小学校、長谷戸小学校、広尾小学校、猿楽小学校、加計塚小学校、常磐松小学校、幡代小学校、上原小学校、笹塚小学校、西原小学校、富谷小学校、中幡小学校、千駄谷小学校、鳩森小学校、神宮前小学校、渋谷本町学園小学校、代々木山谷小学校
【中学校】
広尾中学校、鉢山中学校、上原中学校、代々木中学校、原宿外苑中学校、笹塚中学校、松濤中学校、渋谷本町学園中学校
アフターサポート:度付きブルーライトカットレンズへ変更を希望される方は、所定のJINS店舗で無償交換対応
※対応期間や対象店舗、交換までのフローなどの詳細については商品同封の書面にて児童・生徒および保護者向けに知らせてくれるそうです。
JINSがサポートするGIGAスクール構想によって進む子どもたちの新しい暮らし方
現在、未来の日本を担う子供たちの環境はデジタル化の驚異的なスピードで大きく変化しています。
当然のことながら、子供たちのスマホやタブレット、パソコンの利用も同じスピードで増加しています。
そんな中で、GIGAスクール構想により、学校教育においても全国でデジタル化が大きく進みつつあります。
「ICT教育を受けた子どもたちが、未来の日本を支えていく。」
そのための素晴らしい環境が整いつつあるのです。
これは、これからの子どもたちの教育や暮らしにおいて、デジタルデバイスはますます欠かせないものになっていくことが確実だということです。
そうなると、デジタルデバイスの長時間の使用によって、子供たちの目に対する心配も増えてきます。
現在でも、小中学生のインターネット利用状況、つまりディスプレイの利用率はすでに90%を超えています。※1
また、2050年に全世界の人口のうちの49.8%(47億5800万人)が近視になるという調査報告※2があるように、今、近視は世界的な社会課題になっています。
デジタルデバイスを利用する弊害から、将来を担う子どもたちの目を守るためには、ディスプレイとの正しい向き合い方、新しい暮らし方が必要になってきているのではないでしょうか。
JINSが業界でいち早くこの課題に目をむけ、今回のプロジェクトを決定したことは、今後のメガネ業界に大きなインパクトを与えたと思われます。
これを機に、業界全体でデジタルデバイスと目の関係に取り組んでいただき、将来を担う大切な子供たちの目を守っていって欲しいものですね。
※1 内閣府 令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果
※2 Holden BA, et al. Opththalmology. 2016 May;123(5):1036-42
「JINS SCREEN」は、パソコン・スマートフォン・テレビなどのディスプレイから発せられ、身体への影響が懸念される「ブルーライト」から目を守るためのメガネです。
2011年業界に先駆けて発売。その実績により2014年には「ブルーライトケア製品」の企画開発・設計に携わる企業を対象とした評価・認証プログラム『ブルーライト研究会認証制度』の第1号として認証を受けています。
成長過程にある子どもの眼の水晶体は透明でにごりがないため、大人の目以上にブルーライトの影響を受けやすいと考えられており、子どものうちからブルーライト対策をすることを推奨しています。
記事写真参照:(株)ジンズNewsRelease