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老眼ゴルファーに朗報!タッチフォーカス遠近両用メガネで絶好調!

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パッティング

老眼ゴルファーを悩ます遠近両用メガネをなんとかしたい!

シニアゴルファーにとって、老眼は悩みの種だといいます。

豪快なドライバーショットの軌道を目でおいたいし、着地点も見たい。

5~6メートルのパッティングを、読み通りの軌道で一発カップインしたい。

ゴルフの楽しみの中でも大きな要因の一つです。

 

しかし、老眼となるとこの楽しみを味わうことがなかなできず、歯がゆいものです。

多くの老眼ゴルファーは、遠近両用メガネをかけてプレーすることが多いと思います。

遠くに飛ばしたドライバーショットも、手元のアプローチショットも、遠近両用だと眼鏡をはずすことなくプレーできるからです。

 

しかし、いざ大切なパッティングの時になると、老眼の弊害がでるというのです。

つまり、思ったように打ってもカップに嫌われてしまうことが多くなったといいます。

 

この原因は、遠近両用メガネにあります。

 

遠近両用レンズは、一般的には1枚のレンズで遠方、中間、近方を見分けることができる「塁進レンズ」が主流です。

この塁進レンズの場合は、単純に視線を上下にするのには違和感を感じませんが、レンズ内に度数が異なる領域があるため、視界の両サイドに歪が出てしまいます。

この歪が、特にパッティングの時に難点となり、距離感・方向性にズレがでてくるというのです。

 

累進レンズの遠近両用メガネは、近方をカバーするレンズの下部に視線が来るため、足元が見え難くなってしまいます。

多くのシニア老眼ゴルファーは中間距離で適正な度数が保てず、自分が思っていた以上に距離が短かったり、まっすぐなラインがフックラインやスライスラインに見えたりします。

これでは入るパットもなかなか入れることができませんね。

 

昔から「Patt is Money」というように、スコアメイクにはパッティングが入るのと入らないのとはスコアに大きく影響します。

280ヤードのドライバーショットも、30cmのパッティングも、1打に変わりありません。

短い距離をはずした時の「惜しい」だけではすまされない悔しさは、ゴルファーなら誰もが味わっていることですね。

 

シニアゴルファーの中には、老眼のために好きなゴルフをやめる人もいるそうで、たかが老眼といえど悩んでいるゴルファーは多いようです。

画期的レンズ「タッチフォーカス」誕生。パッティングラインもくっきりでスコア10アップ!

そんな老眼シニアゴルファーの悩みを解決しようと乗り出したのが、総合化学メーカーの三共化学です。

元来「素材開発」が強みの同社は、メガネレンズでは国内トップシェアを誇っています。

 

しかし、メガネ業界は技術革新が頭打ちの状態が続いており、かねてより何か打開策をと研究を重ねていました。

そこで開発されたのが画期的なメガネ「タッチフォーカス」です。

 

そして販売先として着目したのがスポーツ業界。

中でも老眼比率の高いシニア層が多いゴルフ市場は格好のターゲットとして位置づけられました。

 

「タッチフォーカス」の特長は、遠方と中間に焦点が合ったレンズの中に「液晶」を挟み、近くを見たい時にフレームにあるボタンをワンタッチすれば液晶が近方をカバーするという仕組みです。

タッチフォーカス構造

 

同社は、タッチフォーカスでなんとかシニアのゴルフリタイアを防ぎ、ゴルフ市場の活性化に一役買いたいという大きなテーマも掲げており、ゴルフ業界からも多いに期待が寄せられています。

価格25万円というのが問題だと思いますがどうでしょう??

画期的なレンズ構造でシニアゴルファーの需要をつかもうとしているタッチフォーカスの価格は1本¥250,000となっています。

図にあるように従来のレンズとは違い幾重にも重なった仕様と、ボタン一つで変化する視界など、開発面でも構造・仕様面でもかなりの時間とお金がかかっているのは想像できます。

ワンタッチボタン

しかし、メガネ一本に25万円も払える人というのは到底想像つきませんし、筆者なんかはすぐにどこかに置き忘れたり、壊してしまったりするのが眼に見えています。

確かにシニアのプロとか、月例会に出たりして真剣にゴルフを追求しているといったゴルファーなら、25万円の投資は可能なのかもしれません。

 

でも一般のアマチュアゴルファーで、はたして購入する人がどのくらいいるのでしょうか?

 

  • 「25万円でも、ゴルフを楽しくできれば安いものだ」
  • 「パッティングでグリーンを読むときも安心できる」
  • 「遠くも近くもきれいに快適に見えて気持ちがいい」
  • 「パットが入りだしスコアアップにつながった」

 

という人もおられるのでしょうが、なかなか庶民ゴルファーには厳しいかもしれません。

それでも同社は、「2020年には200店舗の取扱店を目指し、2022年には販売本数を年間5万本に」とかなり強気です。

そのために、しっかり知識を持った販売員を育てたり、ゴルファーに対しては練習場やコースに足を運んで体験販売の機会を作ったりと積極的です。

 

確かに老眼シニアゴルファーにとっては喉から手がでそうな商品ですが、できればもう少しというか大幅なプライスダウンを期待していきたいものです。



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