先日、いつものメガネ(老眼鏡)を忘れてしまい、このままでは仕事にならないと、急遽購入したのが「JINS READING(ジンズリーディング)」。
100円ショップも近くにあったのですが、頼りないのと、以前から「いざという時の携帯用老眼鏡がいるな」と考えていたこともあって、値段¥5500の「JINS READING(ジンズリーディング)」にしました。
「いざという時」とは商談など人と合う時のためで、便利だからといっていかにも“100円ショップものです”というのは気まずく、それとなくカッコがつくものが必要な時ということです。
そういう意味で「JINS READING(ジンズリーディング)」なら気兼ねする必要もありません。
100円ショップものとは比べようもなく、なかなかカッコイイ老眼鏡です。
JINS READINGには洒落た化粧箱にメガネ袋が付いている
写真にあるように、「JINS READING(ジンズリーディング)」は白をベースにしたスタイリッシュな化粧箱にパッケージされて売られています。
高級感はあまりありませんが、同じ白地のメガネ袋がついていました。
老眼鏡なので、度数別に+1.0、+1.5、+2.0の3種類が用意されていて、自分に合った度数のものを選びます。
測定は不要で3つの度数のものから選ぶので、事前に自分の度数を把握しておかなければなりません。
- +1.0 最近、近くが見にくい
- +1.5 40〜50cm程度はなして文字を読む
- +2.0 50〜60cm程度はなして文字を読む
が目安になりますが、これ以外の度数は用意されていません。
その場合は、「JINS READING(ジンズリーディング)」のような既製品ではなく、JINSの他のメガネをカスタマイズして購入することになります。
私はJINSでカスタマイズした老眼鏡(遠近両用含む)を数本作りましたが、約3,000種のフレームの中から好きなものを選んで、レンズ代の追加料金なしで作ることができます。
もちろんブルーライトカット機能も付けられますし、カラーレンズを選ぶこともでき、おしゃれな老眼鏡に変身させることができます。
¥5,500〜値段のわりに細部にまでこだわった老眼鏡
「JINS READING(ジンズリーディング)」の価格は¥5,500。
急場しのぎの老眼鏡としては少し高いですが、手ごろな¥2,000〜¥3,000のよくある既存品と比べると、細部にまでこだわった老眼鏡になっています。
仕事でも普段使いでも十分ですし、持ち運びにもピッタリです。
軽さに驚き、軽量素材TR-90使用の快適なかけ心地
とにかく軽いのに驚きです。
もちろん、購入の際には店頭で試していて軽いのはわかっているのですが、かけているうちにその軽さを再認識させられるほどです。
素材には軽量素材のTR-90が使用されていて、デザインは頭部に自然に寄り添うようにカーブしたフレームデザイン仕様です。
ブルーライト25%カットも標準搭載で、うっすらレンズに色がついているところもオシャレ感をだしています。
耳にかける部分には調整可能なラバーモダンを採用していて、自分にピッタリあわせられるのも便利です。
ですが、一番の特長と感じるのはやっぱり「軽さ」です。
「かけているのを忘れるぐらい」というのも決して大げさではありません。
ただし、かけ始めてしばらくして残念に思えるところがありました。
軽さのメリットとデメリット
残念に思えたところは、まずブリッジに接着された鼻パッド部分。
一体型に近い仕様のため調節が効かないので、自分の鼻に合わない場合はちょっとやっかいです。
位置がなかなか定まらないことで、度数に即した見え方がしない場合があります。
一体型仕様はおしゃれですが、こうなると困ることになります。
他には、フレームがかなり軽いので少しヒンジ(丁番)かテンプル部にゆるみが出ると、下を向いただけですぐ落としてしまいます。
当たり前のことですが、軽いせいか特にゆるみやすい気がします。
荷物の持ち運びなどがあって、両手ふさがった状態で下を向いた時など床に落ちるのを防ぐことができません。
あやまって踏んづけたりしたらそれで終わりです。
軽さを追求する上で仕方ないことだと思いますが、定期的にヒンジとテンプルのゆるみはチェックしなければなりません。
購入時する場合、店頭で試着をしっかりして自分に合うかどうかチェックするようにしましょう。
- 鼻パッドが合うかどうか、すぐズレるようなことが無いかをチェック
- テンプルのゆるみ、自分の側頭部に合うかどうかをチェック
- ヒンジのゆるみをチェック
テンプルやヒンジは、店頭なら店員さんに言って調節してもらいましょう。
自宅で活躍!JINS READING(ジンズリーディング)老眼鏡
¥5,500という価格で、この質感と仕様なら悪くない買い物だといえます。
ただし自分にあったものの場合です。
私は今やエースメガネのサブの1つとして、主に自宅で使っています。
プライベートなら荷物で両手がふさがって困ることも少ないですから。
携帯用で使わないのは落とすのが嫌なのと、あまりに軽くて細いフレームなので服のポケットなどに入れるとレンズが外れるのではと心配なところがあるからですが、弾力はかなりあるようでそんな心配は必要ないかも知れません。
実際に使ってみると、価格はもう少しかかるけれどJINSでカスタマイズした老眼鏡の方にやはり分があります。
当たり前と言えばそうですが、やはり最初から自分にあった調整を施してもらい好きなフレームを選んで作る老眼鏡は、例え値段が少し高くなっても満足できます。
色々トータルで考えると、JINS READING(ジンズリーディング)は、いざという時の一時的なメガネとしては値段が少し高くもったいないと思います。
というわけで、JINS READING(ジンズリーディング)を自宅での普段使いにまわし、忘れた時だけとか急に必要になった時用には¥2,000〜¥3,000ぐらいの既製品の老眼鏡を持つのが賢い選択だと思います。
結論!JINS READING(ジンズリーディング)は自宅で!