老眼による時間の無駄を真剣に調査してみたら・・・
世の中には普段ほとんど気づかない事に目をつけ、そこに焦点をあてて調査し、便利な又は役に立つような資料(役に立たない場合もあるが)として提供してくれる人がいるものです。
今回は、老眼によって毎日生活している上で無駄な時間を消費しているというお話です。
■老眼ロスタイムを調査〜ボシュロム・ジャパン
アイケア製品の総合メーカーであるボシュロム・ジャパン株式会社は、このたび
「老眼ロスタイム」〜「老眼(老視)実態調査」
を実施しました。
これは老眼を自覚しているものの何も対策をしていない40代・50代男女400人を対象にした調査で、
老眼を矯正していないために無駄に費やされる時間を「老眼ロスタイム」
として表してみようというものです。
少し面白そうです。ロスタイムというのがいい感じですね。
調査方法は、老眼と感じるシーンを30項目ピックアップし、そのシーン別にどれだけの時間をついやしているかを調べています。
それによると・・・
●老眼と感じるシーンが「ある」、「たまにある」と答えた方の全体の平均で・・・
月間〜約89分
あると答えた人(47.3%)に限ると
月間〜101分
年間にすると20時間を超えて、ほぼまる1日の活動時間に相当する老眼ロスタイムがありました。
では具体的に老眼ロスタイムを生むシーンとはどんなものなのでしょう?
○「スマホやケータイでメールを読む」(約11.9分/月)
○「パソコンでネットの記事を読む」(約10.8分/月)
が多く、スマホやパソコンを使うシーンが合計で約64%を占めています。
●老眼によって不便と感じるのは・・・
○「すぐに文字が読めない」(61.5%)
○「目が疲れる」(61.3%)
が上位にランクインしていますが、
○「見たり読んだりすることをおっくうに感じる」(34.6%)
○「見ることに集中して話を聞き逃してしまう」(23.8%)
など積極的な日常の活動や人との関係性にも影響しているようで、時間のロスに加えて生活の質(QOL)のロスも顕在化しています。
さてこの調査による
●老眼を感じる・自覚する平均年齢はというと
平均年齢は47.2歳
最も早い人は35歳から
となっており、ほとんどの人が通る道とは言え、若年化しているようにも感じます。
とにかく、40代になったら早めに老眼を意識し、来る老眼ライフを快適に過ごすための術を学んでおくべきだと思います。
そうすることで、無駄に「老眼ロスタイム」を消費しないようにしたいものです。